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先人の知恵

2012年10月02日
未分類 6
    きゃ~、墨がはねている~~!!

CIMG1463ef.jpg



最近経験したことを聞いてください。すごくシュフな話ですが。

先日、娘が家に帰ってくるなり、
「今日、習字の時間に友達がヤラカして墨をはね飛ばしてしまったの。
ウチのほうにも飛んできて、シミがついたから取っておいてね、」と言いました。 
墨?あのスリスリと硯で摩るやつ??・・・げ、アレって取れないんじゃ!?!

あわわ、白い夏服に盛大に飛び散っていたので、ワタシは最高潮に不機嫌になりました。
これ、もう着られないじゃない!?!?!


とりあえず、洗剤の原液をシミの部分に浸け置きしてから洗ったけど、
取れやしませんよ、はい^^;
漂白する話は聞いたことがないな・・・。
そういえば昔、『大根おろしで取れる』とか聞いたことがあるわね、と
遅ればせながら、ネットで『墨のシミ』をドロナワ検索してみたのです。

そしたらば、大根おろしの酵素で分解、というのもあったことはあったけど、
それより、よく出てきたのが『ごはんつぶを揉み込む』というやり方。
(仲良しな食べ物が手をつないで名乗りをあげてきたような印象・・・)

???と思いつつ、原理を読めばなるほどと納得はしました。
墨の原料はスス→細かい炭素だから、科学的に溶解・除去することはムリ。
ごはんの粘り気で繊維の間に入り込んだススを絡め取るのだそうな。
でも、もう1日経っているし、きっと手遅れだよなあ・・・・と思いつつ、
生乾きのシミの部分に、冷ご飯を揉み込んでみました。

・炊きたてのご飯を使う説
・ご飯と洗剤を混ぜたものをこすり込む説
・カパカパに乾くまでほっておく説

・・・がありましたが、半信半疑で投げやりな気分だったため、
最後の『しっかり乾かす』のだけ採用。

ご飯を揉み込む作業は服を綺麗にするどころか汚しているようだし、
点々と固まって乾いた様子もすごくビミョ~です

こんなで取れたら苦労はせんけど、
昔のおかあさんたちはこういう努力をしておったのか・・・


と思ってやっていたのですけれどもね、
そして、乾いたのを水洗いして、ご飯のぬめりを揉み出したのですが、





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驚くまいことか、洗剤で洗ったより墨が取れたのです!!!

いやはや、おそるべし先人の知恵!!!






・根気よく、何回か繰り返す説
というのもあったので、そうだよな、たった一回だけではね、と今度は改心して^^;
電子レンジで温めたご飯スプーン1杯分に洗剤をホンの少し混ぜて練り、
シミに揉み込んで乾かし、水洗いしながら揉み出すのをもう一度繰り返しまして、
翌日ダメ押しに他のものと一緒に洗ったのですが、


・・・・出来栄えは、スバラシイ!!!

全部が完全に落ちたわけではないけれども(完全に落ちたところもあるのが凄い)
差し支えることはないレベルになりまして^^;めでたしめでたし♬



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          わ~、取れてる~!!良かったぁ~♬♬





    そりゃ良かった・・・ほんじゃ気兼ねなく♪
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5月から時間を作ってベランダの家具を塗装したり、既製品をカスタマイズしたり、
食卓椅子を修繕に出して、戻ってくるまで他の椅子をかき集めてしのいだり、
この夏は、うちの中がちょっとばかり工房と化しておりました^^;

大きいものからだんだん小さいものへと目が行って、
ついには重箱の隅までつついて直す(?)勢いに
その余波で、調子に乗って『金継ぎ』なんてシブイものにも好奇心が湧いたのです。
つまり日常に使う『硬いもの』関係なら、
自分で直したりアレンジして使いやすくするのは得意なほうなんですが。

しかし、服のシミっていうのは、
『無理して生地を痛めて風合いをこわすと、全く苦労の甲斐がない』分野。
自分としては、汚しそうな予感がするときは、
大事なモノは着ない、汚してもいいものを着る、の二択!
友達とランチするときはトマトソース系のものは頼まない、
あるいは、イタリアンへ行く時は赤い服
・・・・・・・・・・てなことになるのね^^;

やっかいそうなシミは専門店に相談する、
手に負えないシミをつけちゃったら、潔く捨てる!!に走るのが常だったんですが。
娘がシミをつけたブツは、制服だったんですよ(汗
(学校からダンボールハウスを持ち帰ってきたり、
チュラとニッキのお礼状の代筆をしてくれたウチの娘も、もう中学生^^;)


Tシャツとかだったら、あっさり捨ててたよね・・・。
でもおかげで、先人の知恵って凄い!!!と身をもって経験できました(大げさ?




チュラちゃん、お習字するならこれを着てってマーレイが。
 CIMG1473a.jpg
     え~~、それリッキーの着てたTシャツ・・・




いったい誰だろう、
墨のシミを取るのにごはんつぶが有効って見つけたひと。


墨で汚れた着物を井戸端で洗う江戸時代のおっかさんや(まったく粗忽だね、いやんなっちゃうよ)
そこへおひつの残りごはんを丸めて駆けつける面倒見のいいばあちゃんや(やり方があるんだ、貸してごらん)
叱られてスンスン泣いてる筒袖の着物の子供(だからおいら、手習いなんてヤダって言ったのに)
なんてのを妄想しました ← 宮部みゆき、入ってます^^;


いやいや、江戸時代ではあるまい、もっと前かも。
・・・それから、妄想は翼を広げてタイムトラベルし、
戦国時代や・平安時代や、はては天平時代の衣装をまとって、
『嗚呼、墨なんてつけて~』と絶叫するおっかさんたち


で私の脳内はいっぱいになったのでございます




だれだか知らないけど、あなたはスゴイ。
平成のワタシまで助けてくれてアリガトウ!

あ、ネットにやり方をアップしてくださった方々もね



10月3日追記:

チュラちゃんがお習字に使っているのはこんなお道具です^^;


CIMG1474mini.jpg
チュラと写っている画像の筆の穂先は、ペイントで墨をつけているように加工してあります。
実際は、大筆・小筆とも、白一色の穂先です。


CIMG1475mini.jpg


リーメント・ぷちサンプル
素敵なOLライフ  
No.7 アフターファイブは習い事
Rey
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Comments 6

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mikonosuke

Reyさ~ん! 
「先人に知恵」参考になりました。 どこにでもあるようなTシャツでなく、よりによって制服だったところがミソ! 「なにがなんでも落とさなきゃ」・・・という気になりますよね。 私では「染み抜き」では不器用なのか今まで「しみに勝った」試しがありません。 だいたい漂白剤のお世話になりますが、液体を入れすぎて変色してしまったり、生地がボロボロになってしまったり悔しい思い出ばかりです。
いちばん悔しいのが勿論、お気に入りのドールの衣装! 最近では「いいもの」には小さな乾燥剤を入れて1着づつビニールの袋に入れているのであまり問題は見られませんが、以前はさしたる理由も思い当たらないのにいきなりある部分が変色していることが・・・! あれはカビだったんでしょうかねぇ? 
「衣服のしみ」のお話から戦国時代・平安時代の高価なご衣裳へと思いをはせるReyさん!さすがです。 「昔の人はあたまがよかった・・・」と父がよく話しておりましたが、漂白剤のない時代に「なにがなんでも なんとかしなければ・・・」という思いは今以上だったかもしれませんよね。
やはり「人間のやるき」が 人を賢くするのかもしれない・・・などと思ってしまいました。

2012/10/02 (Tue) 12:17

Rey

mikonosuke様、

シミのついたのが丈夫な木綿だったのが、いちばんの『不幸中の幸い』というか^^;
漂白剤は曲者ですよね~、容器も大きいし、ウチでは持て余しモノです。
洗面所にペン型のシミ抜きとか3色容器の染み抜きセットを常備してますが、今回は焦りましたv-356

ドール服はこちらが特別扱いする気満々でも、
作る側が配慮してくれないと悲しい思いをすることがありますよね。カビ!?・・・そんなv-399
ボディに色移りというのが一番コタエますが・・・。

昔の衣装は、もちろんみんな天然素材だし、シミの原因も単純だっただろうと思うけれども
今みたいにほいほいと買い換えられなかったから、1着の大切さが全く違っていたと思うのですよ。
おっかさんが嘆く程度ならまだしも、主の着物のシミ抜きを任された家来って立場だったら
すごくプレッシャーだったろうなあと^^;
昔の人が賢かったのは、きっと、そういうこともあったからではないかな~。

2012/10/03 (Wed) 07:15

リオコ

ドール服になぜ墨が…と思いきや、人間服のお話でしたか(笑)
我が子も以前、Tシャツに派手に墨を飛ばして帰ってきたことがありましたので、とても興味深く読ませていただきました。
その時の服は絵柄のおかげか元々こういうデザインだったの?って風にも見えたのですが、やはり気になって、その後はあまり着せることもなくサイズが小さくなったのもあって捨ててしまいました。
それはそうと…いや~、ごはんのりってすごいんですね!
舌切り雀のお話なども思い出しながら、墨が落ちる上に白い制服にバリッとのりが効いたようにもなって一石二鳥なんじゃないだろうかと感心しきりです。
本当にこの方法をあみだした人ってえらい!
今後自分もこれを試す時が来て(できればないことを願いますが)効果を実感できたら、たぶん最初にナマコを食べた人と同じくらい尊敬すると思います(笑)

2012/10/07 (Sun) 22:48

Rey

人間服にシミがつくとムカッとしましたが、ドール服にシミがつくと凹むと思います。
修復出来ないんじゃないかという切迫感が、モノが小さいだけに切実で^^;
今回画像をいじってシミを作りましたけど、本当になったらイヤですわ~、泣きます~v-356

シミ落としには、ごはんつぶを練りこんだというか・揉み込んだというか、
ごく部分的に作業してカチカチに乾かしてから、再び洗って墨のススと糊けを落としちゃうので、
制服がぱりっとなるほどではないのですよ^^;
でも、糊でぱりっとさせるのって、それもだれが考えだしたんでしょ、それ考えた人もエラい!!!

そして、最初にナマコを食べた人!?
ははは、それ、私も思います!!初めて実物を見たとき、びっくりしました。
たとえ飢えていても、あれを食べようとは思わない!!!と思いましたよ・・・・・・・・v-399

2012/10/08 (Mon) 22:12

梅松 竹子

よかったですね~。
おそるべし、ごはんつぶ!先人の知恵!!
しかも ↓ こんなにやり方があるとは。 ̄▽ ̄
・炊きたてのご飯を使う説
・ご飯と洗剤を混ぜたものをこすり込む説
・カパカパに乾くまでほっておく説
・&繰り返す
今回の記事と少し似た話ですが(?)、私も家の中のとある致命的な汚れを取り除きたい気分でして、暮らしの手帖社が発行している住まいの手入れの本を見てみました。
レトロな手法が沢山紹介されているのが“暮らしの手帖”ですが、力任せに・洗剤を沢山使えば・便利な道具を使えばいいってものでない、みたいなことが書かれていて、そんなワザがあるんかい?って内容が載っており、つい読みふけったのです。
昔ながらの方法ってどうも面倒くさい気がしますが理屈とかコツを調べて知った上で取りかからないと、かえって無駄足踏んじゃうことが多いですよね。
ほんとは自分で考えて答えが出れば何よりですが、そこまで思いつかないです。^^;
ところで気になってしまうのがマリーの目。
スリラーでもホットなパフォーマンスをしてくれた(笑)マリーですが、目の色によるものなのか他のドールよりも真剣に見えたり喜んでるように見えます。(1人で映ってる画像だとあまりわからないですけど・・・)

2012/10/09 (Tue) 09:55

Rey

梅松 竹子様、

>力任せに・洗剤を沢山使えば・便利な道具を使えばいいってものでない、みたいなことが書かれていて
・・・そうなんですよね^^; “暮らしの手帖”は、スローライフv-509v-510
実は、墨のシミ取りに『マジックリンで洗う』というのもあって、ほ~それほど手ごわいシミか、とv-356
うちにマジックリンはないのでハナから却下だったのですが、合成石鹸万能派なら試すだろうと思いました。
昔のやり方は安全ですが、おっしゃるように面倒だったりするのでよ~く納得して、
時間の余裕のあるときにじっくり取り掛かったほうが成功率が高いと思います。

マリー、私も画像みて思いました!気づいて下さってウレシイ!!
これはやっぱり、昨年の『クリスマスの決意』がモノを言っているのかも!?
アリスがわりに冷静に(そんなつもりはなかったのに)事態をみているのに、
マリーったら、マーレイの危機にすごく親身に心配してるように写っていますよね^^;
縦ロールでお高くとまっているようで、いい子なんですよ~、マリー♪♪

・・・・とかなんとか、ドールって、こちらの感情移入にしっかり応えてくれるような時があって、
だから人形芝居、やめられないんです^^;

2012/10/09 (Tue) 21:17